お知らせ

在職老齢年金制度の65歳以上は見直しなし(2019/11/15)

社会保障審議会年金部会において、在職老齢年金の廃止、支給停止基準額の大幅な引上げが一時議論されましたが、結局のところ、65歳以上の在職老齢年金制度(高在老)が支給停止基準額を47万円から51万円に引上げ、60~64歳の在職老齢年金制度(低在老)が支給停止基準額を28万円から51万円に引上げ、という案で了承されました。来年の通常国会に関連法案を提出する方針です。

65歳以上の会社代表者など、在職老齢年金との兼ね合いから役員報酬を低く抑えている方がかなり多いため、今回の見直し案は相当残念な結果になったと思います。

その後、さらに見直しがなされ、65歳以上の在職老齢年金制度(高在老)は見直しなし、60~64歳の在職老齢年金制度(低在老)のみ高在老に合わせるという本当に残念結果になりました。
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